資産価値の下がりにくい不動産(土地)の特徴|宮城県仙台市、利府町、石巻市、東松島市の不動産売却

まず先に踏まえておかなければならない事は「下がらない」ではなく「下がりにくい」という事ですね。

そもそも、なぜ土地の価格が下がるのでしょうか?

その原因は何でしょうか?
●人口減少によって需要と供給がアンバランス
→これは自分の力ではどうにもなりませんね。

●住みにくいエリア
→近くに買い物をするスーパーや病院が無い。

●交通の便が良くない
→電車が通っていない。バスは通っているけど運行数が少ない。

●土地の形が良くない
→三角形やひし形など、新築するには設計しにくい。

●接道している道路と段差がある
→車の出し入れがしにくい。専用の階段を上がっていかなければならない。

という事はこれらとは逆の条件の地域を選べばいいという事になりますね。

以下に一般的に資産価値の下がりにくい土地の特徴をピックアップしてみました。

▼交通アクセスの良さ
交通の便が良い土地は、生活の利便性が高く、需要が安定している傾向があります。主要な道路や公共交通機関へのアクセスが容易な土地は、投資家や住宅購入者にとって魅力的です。

▼教育機関や病院への近接
学校や大学、病院に近い土地は家族層や学生にとって魅力的で、需要が安定しやすい傾向があります。

▼商業施設の近く
スーパーマーケット、ショッピングモール、レストランなどの商業施設に近い土地は、生活の利便性が高く、需要が持続しやすいです。

▼安全性と治安
治安の良い地域は、住みやすく、需要が高い場合があります。犯罪率が低く、安心して生活できる地域は資産価値の下落リスクが低い傾向があります。

▼自然災害のリスク
自然災害のリスクが低い地域は、保険料が安く、投資家や住宅購入者にとって魅力的です。洪水や地震などのリスクが低い土地は、資産価値の下がりにくい傾向があり、近年ではかなり重要視されてきています。

▼周辺環境の美観
公園や自然の景観が豊かな土地は、住環境が良く、需要が持続しやすいです。景観の美しさは資産価値に影響を与える要素となります。

▼土地の用途
商業地域や住宅地域など、土地の用途によっても資産価値が変わることがあります。地域の発展計画や都市計画に基づいて土地の用途が決まっている場合、将来的な需要を考慮して投資することができます。

人口減少だとしても住みやすくて交通の便が良い。なおかつ、土地の形が良くて接道している道路との高低差が無い。

これってマンションが建っている場所とかなり似ていますよね。

若い時は車を運転することが多いため、気にならないかもしれませんが、歳を取ると車を運転する事が減ってきます。そうなっても買い物や病院に行きやすい場所。

商業地または商業地に近い場所こそが「資産価値が下がりにくい土地」ということになります。

このような人気の場所に土地をお持ちの方は、上手な土地活用を心がけていきましょう。

上手な土地活用は、将来に亘って自分の生活を支えてくれる心強いサポーターとなり得るでしょうね。

 

宮城県で昭和60年創業
宮城県知事(2)6160号
株式会社日興管財
宅地建物取引士
熊谷 求