住宅ローンと家賃のダブル支払中。売れなかったらどうなる?|宮城県仙台市若林区、宮城県宮城郡利府町、宮城県石巻市、宮城県東松島市の不動産売却

このような状況に陥ることが多い理由として、離婚が真っ先に出てきますね。

まずは今後の住宅ローン支払いについて金融機関に相談しましょう。

 

基本的に不動産を購入する場合、その時の所得に応じて予算を組んでいくことが普通ですが、その予算をオーバーするように、家賃の支払いも発生するというのは、ローンと家賃の両方を支払う方にとっては大変な事態です。

 

まさに緊急事態です。

 

このような場合、住宅ローンの滞納が発生する可能性が高いので、金融機関から、自宅を売却して住宅ローンを返済するように求められる可能性が高いですね。

 

任意売却というやつです。

 

任意売却とは金融機関の許可を得て住宅ローンが残っている不動産を売却する方法です。

 

住宅ローンの滞納により物件が競売にかけられてしまうと、相場よりも安値で取引されてしまい、最終的に自分の手元には全くお金が残らない上、自宅を出て行かなくてはいけないということになります。

 

しかし、任意売却であれば不動産売買自体は相場で取引がなされますから、自宅を売却してもお金を手元に残せる可能性があります。

 

時には、少しでも手元にお金を残せるような選択をして、再出発を図ることを考えることも大切かもしれません。

 

ちなみに、最近では自宅を売却したあと、買主様に家賃を支払うことで、引き続き自宅(厳密には自宅ではありませんが)に住み続ける「リースバック」という選択をする方も増えてきています。

この背景には、住宅ローンの支払がきつくなってきたという方が増えているのかもしれません。

 

いずれにせよ、住宅ローンの支払に不安を感じたら、まずは金融機関に相談してみましょう。

 

宮城県で昭和60年創業
宮城県知事(2)6160号
株式会社日興管財
宅地建物取引士
熊谷 求