資産価値の下がりにくい一戸建

まず先に踏まえておかなければならない事は「下がらない」ではなく「下がりにくい」という事ですね。

 

そして、今回は建物に限定してお伝えします。

 

建物は新築した時が最も資産価値が高く、その後は経過年数に応じて価値が下がっていきます。建物の耐用年数は以下の通りです。

【耐用年数】
鉄筋コンクリート(RC)・・・47年
重量鉄骨・・・・・・・・・・ 34年
木造・・・・・・・・・・・・ 22年

 

だからと言って何もしないという事だと、その資産価値の下落が著しくなります。

 

ではどうすれば建物の資産価値を少しでも長く保てるのか。

 

こまめに手入れをしていく事がとても大事になってきます。

 

定期的な屋根や外壁の塗装はもちろん、お家の中の特に水回り設備を最新の物に変えたり、壁紙も新しい物に貼り変えていくことが大事ですね。

 

住んでいると分かりにくいのですが、外壁や屋根の塗装をすると、普段目に見えない部分の不良(雨漏りの恐れやシロアリの害など)を確認することができるので、被害が大きくなる前の早期対策としても一役買ってくれます。

 

どれもこれも簡単にできることではありません。

 

でも、だからこそ、このようなメンテナンスをしていく事が建物の資産価値を少しでも長く保つことに繋がっていくのです。

 

まめに手入れをされている方のお宅は、築後30年が経過していても、新築に引けを取らない美しさがあります。反対に築後間もない建物であったとしても、その後の使い方やメンテナンスが行き届いていないと、不動産売却時に於いては買いたたかれてしまう要因にもなります。

 

そして、最終的には何と言っても場所が非常に大事になってきます。

 

場所については、前回の記事「資産価値が下がりにくい土地」を是非ご覧いただければと思います。

 

試行錯誤して購入したお家ですから、いつまでも大事にしていきたいですね。

 

それではまた!